蛇口は、毎日使うものだからこそ、寿命を延ばして長く快適に使いたいですよね。そこで、今回は、水回りのプロである私が、蛇口の寿命を延ばすためのメンテナンス術をご紹介します。まず、最も重要なのは、日頃から丁寧に扱うことです。蛇口のハンドルを強く締めすぎたり、乱暴に扱ったりすると、内部の部品が損傷しやすくなります。ハンドルは、優しく丁寧に回すように心がけましょう。また、蛇口の表面を清潔に保つことも、寿命を延ばすために重要です。水垢や汚れが付着したまま放置すると、蛇口の表面が腐食しやすくなります。定期的に、柔らかい布で水拭きしたり、専用のクリーナーを使って汚れを落としたりするようにしましょう。蛇口の根元部分に水垢が溜まりやすい場合は、歯ブラシなどを使って、丁寧に汚れを落としましょう。蛇口の内部の清掃も、定期的に行うことをおすすめします。蛇口の内部には、水道水に含まれる不純物や、サビなどが溜まりやすいです。これらの不純物やサビが溜まると、水の出が悪くなったり、水漏れの原因となったりすることがあります。蛇口の内部を清掃するには、まず、水道の元栓を閉めます。次に、蛇口の先端部分(スパウト)を取り外し、内部を歯ブラシなどで丁寧に清掃します。清掃が終わったら、スパウトを取り付け、水道の元栓を開けて、水の出を確認します。長期間使用しない蛇口は、定期的に水を流すようにしましょう。長期間使用しない蛇口は、内部の部品が乾燥し、劣化しやすくなります。月に一度程度、水を数分間流すことで、部品の劣化を防ぐことができます。