お湯が出ないけれど、ガスコンロは問題なく使える…そんな時、どこをチェックすれば良いのでしょうか。慌てずに、以下のポイントを順番に確認してみましょう。原因の特定に役立つかもしれません。1. 給湯器のリモコンを確認する: * 電源は入っていますか? リモコンの電源がオフになっていないか確認しましょう。 * 運転モードは「給湯」になっていますか? 追い焚き専用モードや暖房モードなど、他のモードになっていないか確認します。 * 設定温度は適切ですか? 設定温度が極端に低くなっていないか、あるいはエラー表示が出ていないかを確認します。エラーコードが表示されている場合は、取扱説明書で内容を確認しましょう。2. 水道の蛇口を確認する: * お湯側の蛇口はしっかり開いていますか? 意外と見落としがちなポイントです。 * 他の蛇口からもお湯が出ませんか? 家全体の蛇口からお湯が出ないのか、特定の蛇口だけなのかを確認します。特定の蛇口だけお湯が出ない場合は、その蛇口自体の不具合の可能性があります。3. 給湯器本体周りを確認する: * 給湯器の電源プラグはコンセントにしっかり差し込まれていますか? 意外と抜けていることがあります。また、ブレーカーが落ちていないかも確認しましょう。 * 給湯器への給水バルブは開いていますか? 給湯器本体の下部や側面にあることが多いです。バルブが閉まっていると水が供給されません。 * 給湯器のガスの元栓は開いていますか? ガスコンロはつくとのことなので、ガスの供給自体は問題ない可能性が高いですが、念のため確認しましょう。 * 給湯器本体から水漏れはありませんか? 水漏れがあると、安全装置が作動してお湯が出なくなることがあります。 * 給湯器の排気口が塞がれていませんか? 排気口が物で塞がれていると、不完全燃焼を起こし、安全装置が作動することがあります。これらのチェックポイントを確認しても原因が分からない場合や、給湯器本体からの異音や異臭、エラー表示の点滅などが続く場合は、無理に自分で対処しようとせず、速やかにガス会社や給湯器メーカー、あるいは専門の修理業者に連絡しましょう。
ガスはつくのにお湯が出ない時のチェックポイント