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「水漏れじゃない」のに床が濡れる?意外な原因たち
トイレの床がたまに濡れているのを発見し、結露を疑い、各接続部をチェックしても、どこにも水漏れの形跡が見当たらない。そんな時、私たちはつい「原因不明の怪奇現象?」と考えてしまいがちですが、実は「水漏れ」や「結露」以外の、全く意外な原因が潜んでいることがあります。これらは、トイレの使い方や、トイレ空間の環境に起因するものがほとんどです。最も多いのが、単純な「尿の飛び散り」です。特に、男性が立って用を足す場合、本人が気づかないうちに便器の縁や床に尿が飛び散っていることは珍しくありません。これが、家族が掃除した後や、時間が経ってから発見されることで、「たまに濡れている」と感じられることがあります。また、小さなお子さんがいる家庭では、トイレトレーニングの際の失敗や、手洗い器での水遊びが原因であることも考えられます。次に、トイレと浴室が隣接している間取りで注意したいのが、「浴室からの湿気の流入」や「シャワーの水はね」です。入浴後に浴室のドアを開けっっぱなしにしていると、湿気を含んだ空気がトイレに流れ込み、便器や床が湿っぽくなることがあります。また、ユニットバスなどでシャワーカーテンの使い方が不適切だと、シャワーの水がトイレ側の床まで飛び散り、水たまりを作ってしまうこともあります。さらに、見落としがちなのが「掃除の仕方の問題」です。液体タイプのトイレ用洗剤を使った際に、便器の縁から垂れた洗剤が床に落ちていたり、床を水拭きした際の水分が乾ききっていなかったりするケースです。温水洗浄便座(ウォシュレット)のノズル洗浄機能を使った際に、水が便器の外に僅かに飛び出す機種もあります。これらの「水漏れ以外の原因」を疑う場合は、床が濡れているのを発見した直前の、家族の行動を思い出してみることが重要です。誰がいつトイレを使ったか、誰かが掃除をしたか、お風呂に入った直後か、などをヒアリングすることで、意外な真相が見えてくるかもしれません。